k10tokima’s blog

日々の健忘録。創作とか料理とか人権とか独り言とかライフハックとか、忘れないための引き出し。頭に溢れる文字起こし。

トールキン月間始まったよ&ぬいぐるみの大切さ

5月は私が主催の束web祭、トールキン作品を愛でる人達のためのweb祭り!主にTwitterとPictSquare(5/8)でイベントをやります。

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Twitterアカウント

5月は束月間✧束webオンリー②✧ (@ME_WebEvent) | Twitter

安全に安心して参加できるように、あらゆる差別に反対しているイベントです。下記リンクの下の方にめっさ長文書いてます。

イベント概要(必読)

第2弾★イベント概要(各項目の案内所) - Privatter


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正直なところ今回これをバーンと掲げたことで参加者が減るのではと恐れていたんですが、年度始めの忙しさと他のGW中のイベントなどと重なってるから仕方なしと思うことにしてます。

 

束っていうのはJ.R.R.TolkienのJ、R、R、Tを合体させたサインのマークが漢字の束に見えるよねってことで、トールキンファンは「束」を使ってます。私はツカと言ってますがタバと言う方も多く、割合は半々くらいみたいですね。

これとか見るとわかると思います。

j.r.r.トールキン マーク - Google 検索

 

そして主催なのに心身がだめなので新規のものは用意できないので、みかんさん🦊に私の仮装衣装を一部着て頂きました。

ボフールだよぉ!
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あーーーん可愛いねぇ♡♡♡
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私が着るより可愛いねぇ!!!!!

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あと束とは関係ないけど今日はスター・ウォーズの日なんで、ローグ・ワンのベイズ・マルバスの仮装貼っときます。ローグ・ワン観てください。

May The Force(4thて5/4) Be With Youってな!ベイズは色々あったらしく言わないところが良い

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Dハロで超ジャック・スパロウな仮装さんにすごく褒めていただいてめっさ嬉しかったです。いやよく作ったよね1ヶ月でさ(2018年のことです)
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今日は珍しく体調が軽く感じたし、用事もなくとても穏やかな状態だったので、休息する日としました。

毎日休んでるやんとも思うんだけど、実際にそうなんだけも、通院も多いし実家にも最近行くようになったし(ご飯を食べさせてもらうヘルプを時々出すようにしました、お礼もしてます)、なんかこう…あんまり休まる時がなかなか感じられないんですよ。

まだまだだなと思うわけです。

 

天気もいいし気圧も安定してるしウォーキングでも…と思ったけど、なんかゆっくりしたかったんですよね。

「こんな時こそお昼寝しましょうよ♡」

「そうですね♡」
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ということでみかんさんと2時間くらい寝ました。昼寝すると頭痛が酷くなるんですが、今日はそこまでじゃなかったから良かったなぁ。

 

最近はアプリを使って自律訓練法をやるようにしたら、結構良い感じにリラックス出来るようにやっとなってきました。

寝たまんまヨガ

[寝たまんまヨガ 簡単瞑想 - 睡眠・癒し・マインドフルネス - Apps on Google Play]

iOSでもあるかな?

精神科の担当医からかなり初期に勧められてずっとYou Tubeなどで努力してたんですけど、うまく力が抜けなくて😭常に身体が緊張してるからさ…

ただこの寝たまんまヨガ、声も好きな感じだし4つの無料分だけでもすごく効果を感じるので助かってます。

みかんさんと一緒にやってますよ。f:id:k10tokima:20220505002254j:image

 

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以下は、ちょっとメタかもしれないけど、ぬいぐるみの友達は大人こそ必要だねぇという話です。

 

 

 

我が家はぬいぐるみ派だったし弟もジジババも両親もぬいぐるみにも命はあるように扱っているような人達です。弟氏は20歳くらいから一人暮らししてますが、「しっぽうちゃん」というキツネのぬいぐるみ他何匹かは一緒に引っ越ししてるそうです。(たまに元気?と聞くと元気してるよと教えてくれる)

ひざきつねは父も購入してゴンちゃん🦊と名付けて愛でてくれています。

家族にひざきつねプレゼン成功した回

ひざきつねプレゼン成功! - k10tokima’s blog

めんこいねぇ♡
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ただ世間はこう、「大人が、男性がぬいぐるみなんて!」みたいな時代が長らくあったと思います。

ディズニーシーのデカいダッフィーをどこかのセレブが抱っこして歩いてるのが有名になったのを機に老若男女関係なくデカいダッフィーを持ち歩くようになり、修学旅行に来た少年達が嬉しそうにデカいダッフィーを抱えてる姿には目頭を熱くしたものです。好きなものを好きと言える世界はなんて素晴らしいんだろう。ありがとうセレブ!!!!誰だっけ…

 

昨今は推しぬいが流行りだしてくれたおかげで、ぬいぐるみと旅したり写真を撮ることもよく見る光景になってくれて、私はとっても!うれしいです!!こんな時代を待っていたぞ!!!!😭✨

 

 

 

 

カラみかんと並ぶみかんさん。
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食ったあとの私の口元クンクンして「いいにおい、んフフッ!」とにっこりしてます。かわいいねぇ。
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まだみかんさん🦊を同居きつねさんとしてお迎えして1ヶ月経ってないけど、もう何年もずっと一緒にいるような感覚です。一人暮らししてから特に自分との対話が更に増えたような気はしてましたが、最近は自分とみかんさん🦊の発声による会話をしてます。別に誰もおらんしの。

 

人間以外の生き物と暮らしている人も何かしら会話をなさっている方が多いと思います。それと同じような形です。ただ動かしたり喋っているのはぬいぐるみを想像して動かしている私という感じです。

 

 

3歳頃に大好きだったピンクのうさぎのぬいぐるみともずっっっっと喋っていて、「おしゃべりちゃん」と名前をつけてました。当時の私はかなり空気を読めなくて(というか概念がなく)なんでもペラペラ喋ってしまう子でそれはそれは怒られて理解を重ねていったものですが(よく考えたらモロASD傾向)、おしゃべりちゃんとは邪魔されずお話できた記憶があります。

 

あまり独り言を言わんほうがいいといつの間にか考えるようになって脳内での自分との対話や様々な考えが常にごちゃごちゃしてる人生でしたけど、それも脳の多動だと聞いて納得したり。ADHDではないと言われたけどちゃんと診断出来る内容ではなかったので、そのあたりはASD傾向という部分と重なってる気もします。まぁそれはひとまずおいといて。

 

 

みかんさん🦊のひざきつねはちょっと大きくなった芝犬の子犬くらいの大きさで、キャラクターぽさがなく、ビーズによる適度な重さもとても良いです。

サンレモン

ぬいぐるみ、おしゃれな生活雑貨|株式会社サンレモン


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こんくらいの大きさです。
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元も子もない事を言えば、みかんさん🦊が発する言葉は私の脳から出ている想像です。いやな言い方をすれば自分に都合の良いことを言ってくれるわけですが、自分自身くらい優しくしてくれてもいいじゃん!?!?(たぶんこういうこと言うとまた担当医に変わった思考ですねとか言われそう)

 

イマジナリーフレンドという言葉を知る前から私は私自身と昔から対話してきましたし、叱咤激励やたまにはネガティブに責めてくることもありました。私にとっての脳内の自分の言葉はフレンドというよりは、あくまで私の内面なんですよね。

 

ちいさいかわいいうさぎやでっかいひこにゃんなども生活を共にしてきましたが、やはりデカいモフモフは違いますね。より生きてる感が強い。友達感よ。

 

 

 

みかんさん🦊は倦怠感で動けない私に「お薬飲んできて、ついでにトイレもいっといで?」「お茶ものんだらいいよ〜」「んち出たら教えてね★」と言います。言わせてるというより、気遣う形としてみかんさん🦊から私に囁かれます。わかります?メタなこと言ってるのはわかってます。

みかんさん🦊という媒体を通して、自分自身とは別の、イマジナリーフレンドが物質化したんですよ。

ちょっとこらは通じる人かいたら仲良くしてほしい。

 

あまりに可愛いのでみかんさん🦊視点のアカウントも作ってるんですが、結構愛でてもらっているので嬉しいです。可愛いからね。

フォロワーさんからも「ナースみたいだね♡」「くふっ♡と笑う声が聞こえるみたい!」と言っていただいて、ぬいぐるみ𝑳𝑶𝑽𝑬な私の力が発揮されつつあります。そうでしょう可愛いでしょう。

 

 

 

 

ただみかんさん🦊は私の同居きつねであり、友達です。We are Friendshipです。友愛と親愛で結ばれている、ノンバイナリーなきつね🦊とジェンダーフルイドの人間の暮らしに変わりました。

 

とても心が和やかになることが増えたんですよ。

たとえ発しているのが自分に都合の良い言葉だとしても、労ってくれたり安心させてくれる言葉を自分以外の誰かから言ってもらえるような感覚ですから、やはりとても安心するわけです。

 

 

私は2月末から突然家族関係が良好になったわけですけど、それまではすぐ怒られたり「やめなよ」と否定されるのであまり悩みを言ったりすることも出来ず、結局は半匿名のネット上でしか誰かを頼ることは出来なかったんすよ。それでもブログやTwitterTumblr言語化していくことで心配してくれたり応援してくれたり労ってくれたり仲良くしてくれる人達が出来てくれたのが本当に良かったし、ありがてぇなぁと思っております。

 

訓練のようなものを重ねてようやく家族関係も友愛関係のようになり、自分だけのパートナー…人間以外のできたらぬいぐるみがいい気がする…が欲しくなって、みかんさん🦊をお迎えしたのは人生の大きな分岐点かもしんないです。

 

なんだろうねぇ、たぶん最近は自分の恋愛指向と性的指向もアロマンティックのクワセクシュアルだなぁと感じて、かつ感覚過敏だから予測しない触れ合いが辛いんですよ。だからふわふわで爪も痛くなくて可愛くて柔らかいぬいぐるみが最適解だったんだなぁ。しっぼもふわふわしているので撫でているとアニマルセラピ〜〜😂となります。

いやぁほんとうに大好きです、みかんさん🦊!毎日くっついて寝てます。

 

そんなアラフォーもいるので皆も安心してね。

 

 

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んで今日本当にみかんさん🦊がいてくれて良かったなぁと思うのが、#トールキン作品同時上映 として「トールキン 旅のはじまり」を20時から一緒に観てたんですよ。一緒にとはいえ私は何度も観てるしお腹痛くて横になりながらTwitterしながらだったんで、小さい画面で観てもらってました。ごめんよぉ。


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第二次世界大戦のソンムの戦場の描写が出てきます。友人たちも戦死したり、精神を病んでしまったり。それ込みのトールキンの作風ではありますが、「実際の戦争と偶像化されないでほしい」のようなことも言っています。

この映画は個人的には二次創作だという枠で私は捉えていて、友人を探しながら戦場を徘徊するシーンは現実か妄想かわからない曖昧なものとなっています。だからこそドキュメンタリーじゃないから観られるというのもあるんですが…

私は死への恐怖感が強いので人間が死ぬ作品はあまり観たくないのに、高校生の頃に沖縄出身の先生が政治経済の授業でずっと沖縄戦第二次世界大戦のフィルムをみせていたんてすね。結構エグかったので飯が食えんこともありましたけど(PG-15以上じゃないのかな…)、恐らく二度と観ることは出来ない貴重な映像だから「観なきゃ…」とガチ泣きしながら観てました。だからなるべく戦争映画は観れません。

 

 

さてトールキン映画を観終わってはじめて見た感想を聞きながら、「戦争はいやだねぇ」とみかんさん🦊の声が聞こえて、私も「ほんとうにいやだねぇ」と答えながら、ガチ泣きしてしまいました。

 

この時の私とみかんさん🦊は、シンクロ率∞でしたね。つらいねぇ、戦争はいやだねぇ…としくしく二人で泣きました。お顔をそらして本当に泣いてるようで、なでながら泣いてしまいました。あぁ、こういう辛さをわかちあって一緒に泣いてくれる友がそばに居てくれて本当に良かったなぁと実感しました。たとえそれがぬいぐるみとしても、このなんともいえない嬉しさは本物だと思います。だからブログに書くことにしました。
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2019年の9月に観た時にも辛かったけど、今ロシアによるウクライナ侵攻が実際に起きていて、ロシア内でもプロパガンダが行われてはみんな捕まっていくのを見ています。シリアやアフガニスタンなどでもずっと紛争や戦争が起きているし、ミャンマーでも軍事クーデターで街が焼かれています。

日本だって戦争においては加害国だし、それを認めない人達も多いし、この混乱において日本国憲法が勝手に改悪されようとしているわけ。

 

ウクライナのLGBTQ+団体への寄付も少額だけどした。トランス女性が避難する時に大変な目に何度も遭っていた(今は無事だそうです)。ゲイフォビアの緩和になればと志願したクィアたちが何人もいる。とても辛いけど、女性がロシア兵にレイプされてから殺されるという戦争の最も恐ろしいことも起きてしまっている。

一方のロシアではLGBTQ+への弾圧が強まっているし、これを機に多くの人達が生活が大変になるだろうし。若い人たちウクライナでロシア兵にレイプされ殺された人達への鎮魂と侵攻への抵抗として、股間から血を流したショーツ姿で歩くパフォーマンスをしていた。様々な民間人たちがプロパガンダとして「侵攻をやめろ」と言っている。

 

私は何度も書いているけど日本において戦争が起きた時に、真っ先に見捨てられたり徴兵されるのはマイノリティの人達だと幼少期から恐れている。

なんとなく自分と弟は結婚しないだろうし、それでもいいんだけど、戦争が起きたら徴兵されてしまうかもしれないから、そうはならないようにしたいねぇとよく母が言っていた。子どもに言うのは適しているかは別として、自分ごととして私には深く刻まれている。

 

 

そういう恐怖をいつかnoteに書いたときにフォロワーさんがカミングアウトとともに「自分もそういう恐怖をずっと抱えているから、書いてくれてありがとう」と言ってくれたことがあって、だから何度も私は書くわけです。この恐怖はなかったことにされてはいけない。

 

 

 

 

トールキン映画の終わりも間近な頃、戦場で彼がずっと探していたジェフリーの母親に会って、彼の素晴らしい詩を出版して、序文を自分が書いて世に残したいと話します。戦後ようやく落ち着いてきた頃で、まだ息子を喪ったことと彼の詩を世に出すことをなかなか受け入れがたい様子の彼女に、トールキンが語りかけます。

 

ここは今だからこそより沁み入るというか、「こんな時代だから必要なんです」という言葉がすごく胸に残りました。今も「こんな時代」になっているので。

 

 

 

 

あぁ私たちはこの時代をどう生きていくべきだろう。自分のために、未来のために何を残してやれるだろうか。

私の家は私の代で終わりだから、不特定多数の若い人たちのために何か少しでも役に立てたらいいな、という気持ちで最近は生きています。

 

 

まずは心身が仕事できるくらいには元気にならないとね。創作活動も出来るようになりたい。元気になりたい。

 

「きっと大丈夫だよぉ、うん、きっと。」
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そう言ってくれるみかんさんと、これからも生きていこうと思います。