k10tokima’s blog

日々の健忘録。創作とか料理とか人権とか独り言とかライフハックとか、忘れないための引き出し。頭に溢れる文字起こし。

揺らいで見つかるセクシュアリティの回

最近はsleeping beautyになりつつあります。眠れる森の美しいヒューマン。beautyは美しい人だから性別わからなくてもいいね。いいタイトルじゃん。
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社会情勢とかも色々あるし、単に暑くて無理すぎて体力がすり減るからですね。そりゃあすり減るわい。

あとは単純に歯の治療とかで疲れたり。

仕事のことも決着ついてないんでなかなか憎悪が減らなくてですねぇ。離職票もこないし有休買い取りもどうやら満額は無理だそうです。なんでだよ。昔ならやってたやろが〜!

この件は通院時にカウンセリング受けられないか聞いてみます。社会のクソ搾取を見るたびにどんどん憎悪が広がっていってさすがによくないと思うのこれ。

 

 

この無限に眠い回復期の波がこの1年かけて何度も何度も来てるので、なかなか回復しね〜な〜そんなすぐ回復するかよ〜!になりながら自分を抱きしめて寝てます。みかんさん🦊と一緒に。たまにごんちゃん🦊もいます。

いてくれてありがとうねぇ!!!


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さーてところかわって順調に髪型も馴染んできました。

髪をツーブロ&青にした回

ノンバイナリーの日に髪切って青くした回 - k10tokima’s blog

やっぱり青は抜けるの早いのは仕方ないよね。すでに10日ほどでだいぶグリーンがかってきました。緑か青かって感じでオーダーしてたからいいんだけどねぇ!

 

 

そして最近は自分のあらゆる揺らぎがまた変わってきました。これはあらゆるフォロワーさんと通話したり色んな文献や体験談を見て、自分という存在はどうありたいかを過去を振り返ったりしたからかもしれない。

 

シス女性として過ごしてきた年月があまりにも長かったし、2022年に入ってようやく職場に行かなくてよくなってから一気に髪型やメイクや服装を変えていったから、これだなと感じるものをずっと試してきたんですね。だからジェンダー・フルイドを名乗っていた。どちらにもいるとしかその時点ではわからなかったから。どちらでもあるような気がしていたから。

 

 

最近はようやくこめかみあたりからのツーブロで、髪も癖毛を生かしたものになり、カラーリングによってよりクィアぽくなったというか。

 

服装も機能性が高く涼しいスポーツ系のメンズ服がはちゃめちゃに似合うのがわかって本当に嬉しいです。細身故に割とぴっちりとした服をずっと来てきたんだけど、最近は身体のラインが隠せる方が自分には楽だし楽だし楽だし似合う!!って感じです。

 

下着の締め付けや縫い目が痒かったり気になるのが筋肉の緊張につながってるのがわかったので、完全無縫製タイプの下着を着てます。ブラトップのパッドをとってるんですが、幸いなことに胸は小ぶりだしトップは陥没してるのでガラの派手なトップスを着れば目立ちません。まぁニップルテープみたいのをやるかな〜とは最近思ってます。

 

FTMシャツ、いわゆるナベシャツもいくつか試したり、スポーツ用の揺れないブラトップなども試したんですが…ここ3年くらい完全無縫製の締め付けゼロの大きいサイズを着ていたため、息苦しくて全部ダメでした😭✨ブラジャーだって10年くらいしてないからよぉ…

スポーツ時の胸の揺れを抑えるバンドが一番いいかも知んない。

 

 

 

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そんなこんなで、最近色々過去を振り返ったり試したりしてるうちに、もしかしたらノンバイナリー(バイナリーありきのそうではないラベル)というよりは、そのアンブレラタームのAジェンダー(バイナリーがそもそもない)に近いのかな…と思うようになりました。

どうすんの!?ZINEの内容変わっちゃうじゃん笑

 

 

人生を振り返れば、常に「性別的には定められない、なんだかわからない人でありたかい」と思ってたなぁと。

ジェンダーロールのヤダミは幸運なことにそこまで感じてなかったので(自分でやるよな人が多かった)、そこからきてるわけではないと(自分の場合は)思います。力がないから男性が重いものを運ぶのはありがて〜と思うくらいだったし、自分で汗だくになりながら運んだこともある。おそらく昭和生まれのジェンダーロールの打ち消しの境目の世代だから刷り込まれてる部分が多かったし(まぁやれる人がやれや精神だったのでよく叱られが発生してた)

一番嫌だったと感じたのは、高校の部活の合宿の夜ご飯の支度?で、同級生の女子数人が誰にも頼まれてないのに毎回準備をサクサクとやっており、2日目くらいに『あんた達もやりなよ!』と突然キレてきたことくらいかな。『いややってほしいなら言えよ!』とキレ返してたら講師達が『みんな自分たちでやるからやんなくていいよ』と言ってくれて丸く収まったのよな。キレてきた子たちほんとなんだったん?せめて指示したらいいのにね。コミュニケーションが足りんのじゃわ

 

 

 

 

 

話は戻って、my siblingから「ねぇやん」と呼ばれるのは愛しくて好きだったけど、「姉ちゃん」と呼ばれるのはなんかやめて…という感じで、名前の呼び捨てが多かったかな。今は「○○○さん」と呼ばれてます。

 

先日カミングアウトした際に母から「下の子のために性別関係ない黄色とか青とか着せてたからかなぁ」と言われたんだけど、それははっきり違うと言えました。好きだったし。

 

「ときまちゃんは女だからピンクレンジャーね!」と言われても「自転車が黄色だからイエローがいい!」と、男女どちらでも割り当てられやすいイエローレンジャーをよくやってました。なんか勝手に死んだりしてました。そういえば短大の劇でも僕っ子イエローでしたね。オタク青年のつもりでした。

 

まぁ小学校以降も図工で「女子は女子を男子は男子を描く」みたいのも嫌でずっと男子を描いていたし、ボランティアや実習などで「ときまお姉さん」みたいに言われるとウ~ンとなり…何がウ~ンなんだろうとはずっと思ってたんですよね。そらどんどん入れ替わる実習生やボランティアの名前を覚えてるほど子どもたちも暇じゃ無いだろうし、先生と呼び名を分けるのはいいと思うけどねぇ。

でも子どもたちって実際はわかる子が多いし、覚えてもらおうと思えば「○○さん」と言ってくれる子もいると思う。「なんで?」と言われても「そう呼ばれたいから」と言えばたぶん納得できる。

 

保育の道も選べたんだけど、まぁどこか女性らしさを担わされる園の多い古い自治体だったので、向いてねぇなこりゃとなりました。

実際にはノンバイナリーやクィアな人はけっこう勤めてたりしますけどね。向き不向きってやつですたぶん。個人と向き合いたかったので障害者入所施設に進みました。

そこはスタッフ同士の恋愛がとても多いところで、異性好きな人達が多いから恋愛至上主義説に振り回されたのもあるんだけど…

たぶん自分は同期の男の子と友達になりたかったんだと思う。当時は周りの煽りもあって恋愛だと勘違いしてしまっていた。彼には申し訳ないことをしたが、好きだと告げたことはあくまで付き合うとかセックスしたいとかではなく、これからも良き友として性別関係なく遊んだりしたいというのを表せるための言葉を持ち合わせていなかったんだよね。人として好きだった。友として好きでいたかったんだなぁとひしひし感じます。

 

だからとても大好きだった先輩と数年後に結婚した時は本当に『あなたたちぴったりだよ、うおおおお大事な人達が一緒にお幸せになってくれるなんてハッピーー!!!』とおいおい祝福の号泣をしたもんだけど、あとから他の先輩に「失恋かと思った」と言われて「なんでですか!?!?心の底からの祝福の感情しかないに決まってんでしょうが!!!」と怒ったのを覚えてます。えーーー私が祝福して号泣したの気まずかったか!?あとで新郎新婦に心からの祝福です!!!!とメールした気がします。

今考えるとどう考えてもアロマンティック的というかクワロマンティック、そんな経験でした。16年前くらいの話だから知らなかったよ。

 

 

 

 

 

話はまた戻って。

ジェンダーロールとしての女性という扱いもまぁ嫌だったけど、蔑視が含まれていなければそんなに気になることもなく。かといって男として扱われたいわけでもなく。でも憧れるのは格好いい男性たちだった。いわゆるガチ恋ではなくて、「男に生まれてたらああなろうと思ったのにな〜」とはよく言ってました。今は男に生まれてなくてもああなりたいんだよ、に変わってます。

 

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男になりたいか?といわれたら『そうじゃない』し

女でありたいか?といわれても『そうじゃない』し

 

最近は『そもそもありたい性別…性別ってなんだ??』になってます。

ノンバイナリーは性別二元論ありきで『ない』。

ただどちらかというと自分は『そもそも性別がわからん、無?』みたいな感覚なのかもしれない。

 

 

それこそ人生を通して小さい頃から出生時に割り当てられた女性という世間からの扱いにはしっくりきていなかったし、だからといって男言葉を使ったりはしたくなく、髪が長いままでも胸があってもマニッシュなレディース服を着ていても、性別で見ずに『○○(本名)という人間なんだが?』という感覚だったなぁと。

 

ここ3年くらいの新事業に当たってほぼ初めてくらいのミソジニー丸出しの人達と仕事でバトって、最終的に女性らしさというよりは対人間として信頼関係を作れたのはかなりの快挙だったと思う。

『あなたにとって私のことは何歳かわからん女性に見えるでしょうけども、私はあなたと同じ人間でしかないし、私は女性としてではなく人間としてあなたと関われるようでありたい』と全員に言ってきたんだよね。だから年齢関係なく良い関係性を築けたと周りからも評価されていた…評価するなら同じようにやれやと思うのだが、まぁそこまでは難しいんでしょうね。楽なのにね。

 

『何歳?趣味は?どこ住み?休みは何してるの?』に関しては全て『内緒です』と答えてたなぁ。納得できずに『なんで教えてくれないんですか!』と激昂されても『誰にも明かしたくないからですよ。あなたにも他人に言いたくないことのひとつやふたつ、あるでしょうが』と言うと皆納得してくれました。マジで私は『なんだかよくわからないけど落ち着く人』みたいに言われてましたが、それでいいねん。

 

 

 

 

レディース服を着ていた自分は最高に似合っていたし、ハロウィンで男性キャラクターの仮装していた自分も最高に似合っていたし、最近のメンズ服を着ている自分も最高に似合うと思う。

エステの女性らしい服も似合っていたし、パンツスーツも似合っていたし、結婚式で着るドレスワンピも誰よりも似合っていたし、振り袖がこんなに似合うとアラサーはいるか!?!?とさえ思っていた。鏡に写る自分は他人のような感覚なので。

 

 

特にここ半年でメンズ服を着てツーブロにして、眉毛も育てて太めに書くようになった。ノーメイクでも似合うじゃんと思うし、メイクしてもメイクした推しアーティスト達のようで最高に似合うと思う。バンギャのような人生だし目の周りが黒い男性が好きなんだよ…

 

 

と、ここまで人生で初めての状態になってみて、最高に似合うやんけと思ってるわけですね。

髪がベリショだったりボブだったりロングだったり夜会巻してた自分も好きだったけど、バチバチのライブ用の気合の入ったメイクもご新規さんの初来店時のゆわふるメイクも、最近の眉だけメイクもノーメイクもフルメイクも、全部似合うじゃーん!!!!

 

実家にいるころはルッキズムの攻撃にあっており『なんでそんなこと酷いこと言うんだ最悪だなよ!!』としか思わなかったのは良かったかも。

一人暮らし始めてから自分と暮らし、自分のことが好きになりました。たとえ部屋は片付かなくてもね…引越し後も生きるのがギリギリでそのまま適応障害に突入したからこればかりはジワジワ片付けます

 

 

 

 

あんまり他人の性別も気にならないのだけど、ミスジェンダリングだけはしないようありたいし、性別二元論にこだわりたくはないけど、確かに必要としてる人もいるんだろうなというのもわかる。

 

だけど自分のアイデンティティがようやく固まってきたところなので、かつて障害者用トイレだった『誰でもトイレ』をよく利用するようになった。

自分の場合は安心するなあと思った。

 

 

 

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何を言いたかったのかよくわからなくなってきたんだけど、最近とても反省することもあった。

あらゆる差別に反対するといいながら、誰かの傷つきに対して黙っていることは差別の加担なんじゃないかと。とても反省していることを指摘して下さった方にもお伝えしました。言葉足らずだったというのも良くなかったなと思います。単に知識不足と認識不足ですね。あと水面下でやっていても表面に見えてこなければ連帯にはならないし、自分もAro/Aceに辿り着くのが最近だったことの怒りもあるので、急いで様々な文献などを読み返しては整理して、どう伝えるか動いているところです。

 

 

 

 

シンプルな願いとしては『アセクシュアルとアロマンティックを混ぜるやり方は変えていこう』ということで、歴史も踏まえてより誰も踏みつけたりいないことにされないようにしていくために、声をあげていきたいです。

 

 

 

今の所の自分はAジェンダーなノンバイナリー(ジェンダー・フルイドの可能性もまだある)、恋愛指向はアロマンティックとクワロマンティック、性的指向はクワセクシュアルまたはノナモリーなオムニセクシュアル…と、とても曖昧でゆらぎまくってます。

でもわかんないのが当たり前じゃない!?!?(バチギレ)

 

恐らくこのブログが続く限りどんどん自分にしっくりくるラベルが見つかるでしょう。そこにいたるまでに誰かを踏みつけたり排除したりしないようでありたいと思います。

 

 

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あともういっこだけ。

 

安全なスペースにおける発言力のある人による議論が白熱しがちなこともあり、議論はしないというルールが再認識されました。私はこれは安全のためにもよいと思います。議論は相手の意見を尊重した上で行われないといけないので、そこに得意不得意による言語化の差があるならばわだかまりが時間差で生まれかねないからです。

これは参加者の安全のためのルールだと私は考えています。

 

だから私も何かの情報を出す時はよくよく考えるし、たまたま文字による言語化が得意だから書き込みも多いけど、耳からの情報はあまり得意ではないので、慎重にならざるを得ない部分はあります。

接客でかなり鍛えられたとはいえ、特性的にも理解が追いつかないこともあるとわかっているのと、そもそも他人と自分は違うからなーで思わってしまうことも多いです。

『それはちょっと私は違うかなぁ〜』と朗らかに指摘を出来るフォロワーさんを真似して、たまにそういう言い方もするのですが。

 

 

基本的に自分は正しいことは覚えていられない危険性をもつヒューマンだと自覚しているので、あくまで参考程度に『こういうカードがあるから安心してね!』と提示するにとどめてます。

 

 

詳しくは書きませんがまぁ色々とトランスフォビックな騒動があり自分のところにも微妙に困るDMが届いたりもしたんですが、そういう時に相談できる相手がいることはとてもありがたいですね。相談の上、執着されないように早い段階でサヨナラをすることにしました。

経験的にこれまでも仲良しだった人からチクチクチクチクされてサヨナラしたし(最近トランスフォーブでブイブイしてるみたいね)、お世話になった人からのとばっちり噛みつきも『仏の顔も三度までですよ』とサヨナラしたし、まぁそういうことをして身を守れるのがネットのいいところなんじゃないでしょうかね。

 

まぁ困るのは色々と実イベントに出たいから、そこで凸られたらヤダナ〜ということで色々対策してこうと思います。お隣さんにスタッフ読んでくださいカードを渡すとかね…さすがに凸るほどやべー人達ではないと思うし、向こうが望むなら普通に会話してやれるし、向こうが喧嘩ふっかけてきたら『だれかーーーー!!!!!』と叫んでやろうと思います。今のうちに山で発声練習しておこう。

 

 

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人生短いですからね。話が聞けない奴は何言っても聞けません。

 

何度かトランスフォーブともバトったりしましたけど、もうね、なに?平行線とかじゃないのよ。5次元に立体的に話がどこにも交わらないの。SWでも隕石に何かしらあたるだろうよ。なんかのイオンバリアでもありますかねってくらい交わりようがないのね。

 

 

長らく人と接する事が多かったけど、本当にそんなことって珍しいからね。縁を切るに限ります、相手が変わる余地がないので。

 

 

ここ数日でそういうことが多発していたので、自分はよりはやく自分のよくないところを認めて改められるように努力しようと思いました。そうじゃない人達が『そんなんだから誰も教えてくれなかったんじゃ…?』な顛末をコソーリ見てしまったのでこわいこわい…

 

 

 

これらの問題は解決してるものじゃないし延々に続くんだろうけど、自分も気をつけながらも誰かを傷つけるようなことがあったら即座に反省して学ぶことを続けられるようでありたいし、理不尽なことに対しては執着せずにサクッとサヨナラして短い人生をいかに戦いに費やすエネルギーに変換できるかに切り替えていこうと思います。

 

 

よく言うんですが私は本音しか言わないので…そこは良いところじゃないかなと思うので…よろしくおねがいしますねというかんじです。

 

 

 

生きていこうね。辛いときはどこかに吐き出していきましょう。

 

ぼくは割とみかんさん🦊にきいてもらってます。

ありがとうね、やさしいぼくの同居きつねさん…!
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