家族にノンバイナリーをカムした回💛🤍💜🖤
はい!今日7/14はInternational Nonbinary People's Dayだよ💛🤍💜🖤
#NonBinaryAwarenessWeek
#ノンバイナリー認知週間
ここにもサラッと書きましたが。
母氏に7/11についうっかりサラリとノンバイナリーだとカミングアウトしました。
わお!!!!僕はいつもそうだな!!!!
事の経緯。結果オーライな話です…!あんまり参考にならないと思いますが自分的には良かったです。
選挙翌日の7/11、滅入るからと某ショッピングモールへ。
出先で母氏と共通の知り合いのやや高齢の男性のKさんに久々に会いました。その方はすごく良い人で、母氏の数年前の元上司であり、定年後も色んな場所で必要とされ、ここ数年は障害福祉関連の非常勤をやってるとのこと。現役時代に私自身も何度かお話したり(全く違う事業の)仕事で関わったりもして、多分6回も会ってないと思うんだけど。とにかくめっちゃ良い人。
「Mさんの娘さんだから」と信頼してくれてるなぁというのは感じてました。Mさんの娘さんね…
先月母氏が会った時に「休職してるって話はしたよ」とは聞いてたので、色々終わったから「お久しぶりでーす、○○は退職しましたー✌✌」と軽率に話しかけました。おじさんには共通してこういう態度で一貫してます。
あちこちの福祉事業所で作った作品(こういうの前職でやってたな〜転職した先輩にここで会ったりもした)が並び、取り仕切っているKさんはいつもポケットマネーでしいたけとかくれるそう。今回は先月のお礼にお菓子も買ってたんだけどね。
そしたら手作りの可愛いピンクのカゴを押し付けられそうになりましてね。
この日の自分の格好はブルーのゴルフ用のメンズポロシャツに黒のパンツにリュック、頭はボサボサでほぼノーメイクでした。ノンバイナリー的な格好にはどう考えても似合わん。
確かにそのピンクのカゴは可愛いけど、見てくださいよ自分の格好にも生活には合わないから青い方が素敵でいいです!と言ったのに
「そんなそんな、あなたは素敵な女性なんだからピンクがいいよー」と言われ、「あっ謙遜だと思われとる…」と考えるよりも先に言葉が出ちまった。
「あの、自分ノンバイナリーなんで!あと自分は青が好きだし、青のほうが日常使い出来そうなのであっちがいいんですよ〜!」
とクソデカボイスの早口で言ってしまい、あっやべ隣に母氏いたわ…
…まぁええか。となりました。
ええのか?
母氏も「青いかごの方が色が素敵だし、この子青が好きだから青にしてくださいよ〜」と援護してくれて助かりました。…聞いてた?…まぁええか。
大きさも深さも部屋に置けそうなのでラッキー!あざっす!ピンクのカゴは2倍くらいの金額だったしこっちの方が使い勝手もよくて助かりました。
あともうええか〜と思い、隣のじぎよのレインボーの何かを買いました。マスクチャームらしいです。バッジにしようかな★
ちなみにおきつねははいりませんでした。挑戦したけどミッチミチで3人で爆笑しました😂
ちょっとこの事を思い出しました。
休日らしい日&人間として見てくれの回 - k10tokima’s blog
割とバイナリーな扱いや性的な目でレズビアンとして見られたりした際に、攻撃というかお呼びではねーんだよ!!な払いのけるためについカミングアウトしがちだなと思いました。ワシはワシだからな。
あんま良くないかもしれないけど、認知の貢献はしてると思うことにしてる。
なので失敗したな〜なこともあるし、カミングアウトはあまり推奨してません。タイミングみてね。
自分の場合は今日だったんだと思う。そのうち言うだろうと思っていたしね。
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それからは特に何事も無かったかのようにCOCO'Sに移動してランチ。そういえば適応障害で休職してるねんと告白したのもここだったなぁ、向かいの席だったなぁ、とか思い出しました。
休職を告白した回(2/27)
正直この時よりは落ち着いてました。2/27の時点では何も理解されないと腹をくくっていたから。
まぁ家族なりに報告せずに1年近く独りで全て頑張ってきたことをどう感じたかは知らないけど、以降は昔の毒々しい関係が嘘のように、ちょうどよい求めていたような距離感になれたのよなぁ。
で、ランチを終えてデザートウマウマしてる時に、さっきの聞こえてたか聞いたら
「ノンバイナリーって言ってたね〜。Kさんはわかんないと思うよ」と。
聞いてましたか!!急にアワアワしはじめたら、
「別に性別なんてどっちでもいいじゃんと思うんだよ〜。他人がどうこういう事じゃないと思うよ」と案外あっさりしていて、ありがとう宇多田ヒカル!!と思いました。
実を言うと数日前に宇多田ヒカルの歌を聴きながら、VOGUEに語ったことや、クィア当事者たちからバッシングを受けていて私はすごく辛かったこと、「本物の○○だなんて、他人が決めつけるもんじゃない」とか、まぁこれはここ数ヶ月で何度も言ってきたことなんですけどね。届いてたんだと驚きました。
母氏はそれもあってか
「私も性別なんてクソ喰らえだと思うし、あんたらしく生きればいいと思うよ」
おお…なんと模範解答。でも嬉しいと感じるようなフェーズでは、もうないんですよ母上…😭
言われると思っていた「家庭とか育て方のせいかな?」に関してはうまく答えられたと思う。
でもねぇ、『どっちでもいいと思う』はそうなんだけど、そうじゃないのだよー!!!!というのはあるのでちょっと書き出してみます。
●ジェンダーロールまたはステレオタイプの問題( 女性はお茶くみ係、見た目を他人からあれこれ言われる・ もっと女性らしくしろとか、 メンズの服を着ていても自分は女性だと思うとか、 女性が生きづらい社会の問題)、ジェンダーそのもの( 脳が自認する性と身体の不一致や、ふるまう性) をごちゃ混ぜにすることは、MTFトランス(Man to Female/トランス女性)もFTMトランス(Female to Man/トランス男性)もまとめて踏んづけることになること。難しいけど何度も話してきたのでわかってくれてました。えらい。
●個人ではそんなに悩んでなくて、むしろやっと辿り着けてハッピー!世の中の全員祝福しろオラー!!という感じ。たぶん昔からそうだったので家族環境のせいとかではないから大丈夫だよ。家族環境で変わる人もいるし、変わらない人もいる。私はたぶん昔からそういう人間だったと最近感じてる。
●昔から保育実習やボランティアで「お姉さん」と呼ばれるのが何故かいやだった。ネット上でも「兄さん」と読んでもらっていたし、男性とも女性ともみえるHNをずっと使っている。本名よりもしっくりきている。
●むしろ弟のためにと黄色やブルーを着せてくれたり、女性らしさや男性らしさの両方を経験させてもらえたのは良かったな〜と思う、結婚しろとか絶対に言わないしね!感謝してますそこは。
●人には人のノンバイナリーがあって、自分は今の所女性らしさと男性らしさの間をウロウロしてるというか、どちらかというと格好良くある方がしっくりくるんだよ、最近の格好はとても気に入ってるしゆったりしてるから体調にも合ってる。メンズ服って最高だよね(母氏もよくメンズを着てるヒューマン)
ややホッとしてくれたらしいので、さて本題。個性でいいじゃんで済まない理由。
●昨日の選挙で神奈川は改憲派オンリーになったし、自民党公明党維新幸福の党がヘイトスピーチを繰り返していて、大きな組織が性的マイノリティを排除しようとしている。
●LGBT(QIA+)を憎むかのような差別用語を言う議員が後を立たない。住んでる市もまぁダメでしょうね
●安倍氏の事件によって暴かれた、カルト的宗教が家族の繋がりを強化しようとし、生産性がないとかいいながら結婚を望まない人達や、異性愛者ではないたくさんの人達を排除しようとしている。
●そういうのがいま一番メンタルに来ている。だから言葉や意見を送って戦っている。ネットを見なければいいというフェーズではない。
●具体的にいうと我が家はばあちゃんの介護やじいちゃんの支援をデイサービスや訪問医療で第三者に入ってもらっているけど、それらを全部家族がやれとあいつらは言ってきている。個人を尊重せず、自分たちだけが得をするために。恐ろしいこってす!!
●最近はノンバイナリーもトランスピープルと共に社会に排除される側であることと同時に、仲間たちが国内外でたくさんできた。失った人よりも友達は増えて、とても勇気づけてもらっている。
●そして排除に抗う為に色々と水面下で活動してること、安全な範囲で社会に声を上げてくから大丈夫!
●マイノリティを可視化していくことが大切だと思う。そのために皆でZINEを作ろうって話てるんだよ。休職中はそういうことをしながら回復していきたい。今とてもわくわくしてる。
●弟氏や従兄弟の下のお兄ちゃんは似てるけど、自分は従兄弟のお兄ちゃんと骨格が似てると気付いて嬉しかった。
●あとメイクする男性やメイクするクィアが超好きだから、なんかどっちともわからないような人間でいたい。
…と話しました。
最終的には「そんな大変な感じなんだ…あんたが無事ならいいけど、逮捕されない程度にしてね」と言われる。でもそれも今後はわかんないよね。
「もちろん正しいやり方で訴えていくつもりだけど、香港のようになったらわかんないね。でも家族には危害が及ばないようにはするからそこは安心して」
「そんな戦争みたいな…」
でもさぁ、母氏、ずっと小さい頃から「あんたたちは好きなように生きてほしいけど、戦争が始まったら前線に送り込まれるパターンになりそうで怖いよ」と言ってたよね。
それは本当に嫌だなぁと思って生きてきたけど、それは現実味を帯びてきている。
「実際に香港やロシアやウクライナで起きているよね。日本もそうなっていくかもしれない。そう思いながらニュースを見ておくと、後悔しないですむと思うよ」
「そうだね…やれることやっとこうか」
「そうだね」
割と暗い話だったけど、お互いに絶望してるわけではなく、まぁなんとかなるだろうという希望を持った感じの話で終わりました。
母「あんたは本当にさぁ、そういう福祉的な事が向いてるよねー」
僕「でもKさんのところには絶対に行かねー!!向いてるけど向いてない」
母「わかるわー。あそこは搾取」
🦊「さくしゅはだめ」
🦊「さくしゅはうんち!」
「あはははははは!!!お父さんにいってあげなよごんちゃん🦊!」
みたいに4人で大笑いしました(この日はごんちゃんもいました)
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ここまでのブログでもちまちまと書いてきていましたけども、JKRのことが耐えられなくて話したことから、そういうマイノリティが受ける様々な排除の話、元尊敬していたフォロワーがトランスフォーブになってバトってブロックした話、有名な漫画家が排除側になったとか、そういう悲しいつらいという話を割としてきてたのよね。
人権はだいじ、排除はよくない。
生活保護も母氏は不正受給の話とかしか知らなかったから、実際はどういう人達なのか、どういう暮らしなのか、実態を話したりして反省してたりもあった。
支援の現場で私が性別関係なく関わることで築き上げた信頼感、そしてそれを全員に評価されていたこと、実際に問題解決になったりしたことでノンバイナリーな生き方を見つけていけたこと。
シス女性として生きてきた年月があまりにも長かったし、シス女性らしく生きてきた年月で成し遂げてきたことは誇りでもあり、そんなに嫌なことはなかったこと。
女性であるが故に受ける蔑視やしんどいことがこの世にはたくさんあること、暴力などにあいやすいこと。でも自分は男性よりも女性から加害されることも多かったから、異性が大好きな女性の方が苦手ということ。職場とかに恋愛話を持ち込むような人達に苦労させられてきたこと。
まぁバイかレズビアンかクエスチョニングか?と探りながら生きてきたことは特に言わなかったけど(別にそこまで良い話ではないし恋愛とかは別に…って感じなので)
まぁ人生のほとんどは自分のアイデンティティが揺らいでいてそれが困っていたこと、休職中に寝込みながらも色々本を読んだり勉強するうちに、辿り着けて嬉しかったこと。
私はハッピーなんだけど、社会がそうさせてくれないこと。あと当事者間でも無理解からの軋轢がある。
それが一番つらいこと。
まぁそのあたりを数ヶ月かけて話してきたので、うまく実になったかなと思います。
「父氏とか弟氏にはそんな概念ないだろうからいつか私から言うか言わないかわからないけど、仲良しのHさん(太陽のような人)には言ってもいいよ」
「あんたのそのHさんへの信頼wわかるけどw」
そんな感じで終わりました。
私のことを「娘」ではなく「うちの上の子」とかにしてもらうとかはジワジワ話していきます。
International Nonbinary People's Day💛🤍💜🖤
#NonBinaryAwarenessWeek
#ノンバイナリー認知週間
まさか初日にカミングアウトするなんてと自分でもびっくりしましたが、実に自分らしいなと誇らしく思っています。
エリス・ヤングの「ノンバイナリーがわかる本」はKindleで買ってたんだけど、母氏に読んでもらいたいな〜と思って本でも買いました。分厚いから読んでくれるかな…マーカー引いとくか?どっちがいいか聞いてみよう。
みかんさん🦊やごんちゃん🦊やフォロワーさんのシエロさん🦊もノンバイナリー、と話してたので
「ひざきつねちゃんたちと一緒だねぇ」と言われたのは嬉しかったね。
「いやマジで世界がつらいから毎日ひざきつねになりたいってシクシクしてんのよ」
「でもお話できなくなっちゃうよ」
と、まるでみかんさん🦊のようなことを言われて笑っちゃいました。
よかったねぇ!ハッピーノンバイナリー★
ご拝読ありがとうございました。