髪をツーブロパーマにしたら「これぞ自分だ!!」になった回
うわーー!!さいこーー!!!!
2ヶ月ぶりに美容院に行き、予め「ジェンダー・フルイド」について説明リンクを送り、どちらにも見えるようなどちらかわからないような感じになりたいですと伝えて、さらにメンズとレディースのベリショ&ツーブロパーマの画像を見せて相談しました。
結果!!!
に、似合う最高ぉ!!!!!
ロングを切った12月はこう。
髪を切ったらノンバイナリーに気付いた話 - k10tokima’s blog
前前回1月はこう。
髪をショートにしたぞぉ!! - k10tokima’s blog
前回3月はこう。髪を切ってよりジェンダーフルイドになった話 - k10tokima’s blog
で、今回はこう!!!
うわーーー!!!!いい!!!!似合うね!!!
そうそうそこんな感じに憧れてたんですずっと!!
最近KATEの黒ラメのアイシャドウ(廃盤…)が一番ジェンダーを感じさせずにギラギラさせられて好きなんですが、今回はバッチリメイクして眉毛も描いて行きました。着てるトップスはスポーティな幾何学模様のやつ。
休職してるししばらく就活できないだろうから、今のうちに色々試したかったんだよね。自分のなりたい姿も仕事上の便宜性に合わせてきたわけだし。
美容師さんはこれまでも「少しずつ変化をつけていったほうが自分の好みを見つけやすいよ」「色々やっていこうよ」と希望とアドバイスを汲んでくださるのよ。
今回は「今せっかく髪が伸びてるからパーマにして、次回根元にカラーしようか!」という感じになりました。
ちゃんとクセづけてしまえば顔に掛からないことがわかったし、それこそ20年ぶりくらいに前髪にストレートパーマをかけずに、逆にパーマをかけてもらうという実験!!!
大成功です!!!!うれしー!!!
顔に髪が当たると感覚過敏でカユカユになるからワンレンロングで纏めてたんだけど、いや〜この手がありましたか!!!って感じ。
みかんさんの祝福動画、みてちょ♡
いいことあったらケーキたべちゃお♡よかったねどうきょにん♡#ひざきつね https://t.co/J3HEX6wcaG pic.twitter.com/214cfnDpP4
— きつねのみかん🍊 (@Mikan_the_fox) 2022年5月12日
なんとなくコンスタンティンのガブリエル様みたいな感じです。天使は性別ないしな。あのノンバイナリーな感じに近いです。いやもうそれは恐れ多いですが。
で、家に帰ってきて、メイク落としてやり直してみたんすよ。
ノーメイクの自分、
眉毛だけ書いた自分。
どちらも似合う!!!!
んで最近はマスクもしてるし肌も荒れてるからあまり顔の産毛剃ってなかったんですが、口周りと顎に産毛にしては濃いめの細い毛が多いんですよ。
そこに薄いリキッドアイブロウを足して、髭っぽくしてみました。
やっべ似合う!!!こんなことあっかよ!?!?ってくらい歳相応にいいおじさんが眼の前にいる!!!
オァ…おもしろ…!!!!
かつてボフールの仮装をした時に髭をつけたり描いたりした時にも「似合うな〜」と思ったんですけど、いやしかし思った以上に似合うわ。
丸顔だし童顔だからシュッとしてる弟のような男性的な顔だったらいいのに…と最近考えることが多かったんですが、いやはやこれはいいぞ…!!
みかんさん🦊「わ!お髭、書いたのぉ!?似合うじゃーーーん!!!すっごいね、格好いいし素敵!!」
ぼく「だよねありがとう〜!!!!!」
みたいになりました。
家とか家周辺しか行かないときはうっすら髭書く日あってもいいかもと思いました。
どちらかというとジェンダー・フルイドというのはとても自分に合っていて、髭を書いた時は「これはトランスマスキュリン的なジェンダー・フルイドなんだろうな、あんまりいないんだろうな」と思ったりしたわけ。でもそんな自分が誇らしいです。あと可視化したいなと思ったんですね。また揺らぐかもしれないけど、揺らがない人もいれば揺らぐ人もいるでしょうか!と思うんで。
昨今ではトランス排除からノンバイナリー(およびジェンダー・フルイド)も排除されつつあって、きっとそのうちまた色々言われることもあるでしょうね。先行ブロックが効いてるのは感じますが。
ハッキリ申しておきたいのはこう。
●シス女性であると思っていた時は女性であることが誇らしかったし、女性に性暴力を受けてもそいつは許さんが女性を嫌いになることはなかったし、しかしながらわずかにも苦手なタイプとしてのミソジニーは抱えてるとは思います。何よりもどんな人も犯罪に巻き込まれないよう安全な社会になるようにつとめたいと思っています。
●その上でやはり自分はシス女性というよりは男性の性質も持ち合わせたどちらでもあるジェンダー・フルイドという概念に辿り着けて幸せだと思うし、嫌だからとか男になりたいからなったという言葉で説明できるものではないわけです。最近は男性的な自分も素敵なんじゃないかと思い始めました。
●社会的な性別の格差や権力勾配だけでなく、仕事柄あらゆる福祉に関わる差別や偏見などと戦ったり自分も抱えたりしています。とはいえまだまだ知らない部分も多いので、差別などに加担しないように勉強や当事者や賛同者の声も聞いていきたいと思っています。あらゆるマイノリティ当事者といえと人はそれぞれ違うからね…
●元々男性ホルモンが優位らしき体質で、子宮内膜症の治療で生理を止めており、どちらかというととても中性的な位置にいられるのはラッキーだったと言うしかないというか。ある意味での特権も持っている部分も忘れずに、あらゆる人の声を聞いていきたいと思っています。
転職活動どうなるかねー。
それでもずっとこうなりたかったんだなぁと改めて実感しました。叶えてくれた美容師さんと見守ってくださるインターネットフレンズ、ありがとうございます★