k10tokima’s blog

日々の健忘録。創作とか料理とか人権とか独り言とかライフハックとか、忘れないための引き出し。頭に溢れる文字起こし。

ブックサンタ2021しました!


f:id:k10tokima:20211124011351j:image

ブックサンタという取り組みについて。

2019年に知った時には締め切り後で、2020年から賛同&寄付しています!

 

ブックサンタについてはこちら。

https://www.value-press.com/pressrelease/283768

【ブックサンタの概要】
ブックサンタは「書店で誰でもサンタクロースになれる」をコンセプトに2017年スタートした、全国のNPOと書店が連携した社会貢献プロジェクト。(NPO法人チャリティーサンタ主催)

寄付受付をしているパートナー書店に来店されたお客さまが、子どもたちに贈りたい本を購入し、そのままレジでその本を寄付して頂くことで、クリスマスに厳しい環境に置かれている全国の子どもたちに「サンタクロースから本が届く」という取組です。書店に足を運ぶのが難しい方のために、専用オンライン書店クラウドファンディングでも寄付が可能です。

※厳しい環境にいる子ども達とは…様々な事情で困難な状況(経済的理由、病気・入院、親子が死別、災害被害など)にいる子ども。

 

 

こちらにオンラインで本を選んで寄付するor賛同している書店で購入する際に「ブックサンタで寄付したいです」と伝えると、こういうレターとシールをもらえます。オンラインで行った場合は郵送されてきます。
f:id:k10tokima:20211124011744j:image

裏には寄付した人のみが見る権利のあるQRコードがあって、寄付を受けた方々からの声を後に読むことが出来ます。

 

去年はオンライン寄付で年齢層を幅広く絵本から高校生くらいまでの数冊を寄付したんですが、その後にこのQRコードから寄付を受けた人々の声を読んだんです。

「こんなことがあってたまるか」という気持ちで、もう書いた方々の切なさや辛さや申し訳なさや、寄付を受けて良かったという声に、もう本当に涙が止まりませんでした。自分にやれる範囲でやれることをやろう(具体的には選挙への関心や政治への関心と言動として可視化するなど)、そう誓いました。

 

コロナ禍でより仕事が大変になってしまって、お子さんに本を買ってあげる時間もなければ読み聞かせてあげる時間もない方。

様々な理由で支援が行き届いておらず(主に行政というか政治が公助を滞らせているのが原因!)、悩んで悩んだ末にこのブックサンタを申し込んだ、という方がとても多かったです。

 

ブックサンタのスタッフさんがソーシャルディスタンスに配慮しながらプレゼントを届けにいったり。その様子に喜ぶ子どもたちの話を読んでは、自分の生きてきた時代にもこういう家族は居たんだろうけど、もっと増えているんだろうと感じました。

 

 

 

 

2020年初頭からのコロナ禍で、お世話になってきた同人界隈の企業も(オリンピック関連で打撃を受けたところで更に)大ダメージで、個人で同人誌を作るには仕事が忙しくて無理だから、アンソロ主催をたくさん組んだんですよ。

①大好きな相互さんたちとまずは1冊

②10月末にデカいご飯アンソロ第1弾を1冊(+ノベルティ)

③①のジャンルで全年齢&R18本の2冊

④3月にデカいご飯アンソロ第2弾を1冊(+ノベルティ)

 

①〜②の売上の一部とブースト(購入時の応援)をブックサンタや様々な寄付へ

③と④はまだ在庫があるので個人としてブックサンタや様々な場所へ寄付しています。

 

 

今回は地元の本屋さんが賛同していたので、そこで見つけた自分がKindleで買って救われた&これ10代で読んでおきたかった!!!

と300回くらい言ってる本たちをブックサンタで!!!と言ってきました。

(バイトさんの周知が出来ておらずわかるスタッフがいる日に行くことになった・在庫がなくお取り寄せしてもらう本もあったので3回足を運ぶことになりますが、まぁなかなか本屋さんで買うことがないのでね!頑張りました。周知はしといてほしかったな〜他の本屋さんでは「ブックサンタで!」と聞いてテンションぶち上げと聞いていたので)

 

せっかくなのでブックサンタした本を紹介しますね✨みんな読んでくれ

 

 ①じじ猫くらし(ふじひとさん)

Twitter、pixivでよく読ませて頂いていました。ほのぼのとした猫ちゃんとのくらし。1冊なのでちょうどいいかなと思って。

 

 

 

②作りたい女と食べたい女1巻(ゆざき さかおみさん)

Twitter

『作りたい女と食べたい女』公式アカウント🥞2巻12/15発売❣ (@Tsuku_Tabe) | Twitter

女性ふたりが食を通して、女としての生きづらさ、マイノリティとしての生きづらさ(作者さんがこれはレズビアンふたりの物語ですと言ってます)、もう「わかる!!!」の連続なのと、わたしはストレートではない人間なので、「私の物語だ」と初めて思えた漫画でもあります。救われる…

もちろんマイノリティ当事者でなくても、女性でなくても楽しめてすごく考えさせられて救われる本だと思います。

もうすぐ2巻が出るので、予約で買っておいた1巻とセットで実家にあげる予定です(ペーパーはもらう)。

作者さんもあらゆる差別に反対しており、政治への関心も強くとても心強いので、こういう本こそ若いうちに触れておいてほしいなと思って選びました。私3冊買ってるわ

 

 

 

③モヤる言葉、ヤバイ人〜自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」(アルテイシアさん)https://twitter.com/artesia59?t=oMQmyjQKbjc4OtJf1cAGxQ&s=09

これはどんな年齢の人にも読んでもらいたいし、10代で出逢って居たかった!!とよく泣いてる本です。ざっくり括れば私もアルテイシアさんと近いアラフォーなので、よく仕事で関わる若い世代の人達への啓蒙にもアルテイシアさんの言葉をお借りしたりしてました。

嫌な思いをする人が減っていくように社会を変えていきてぇよなぁ!!!と膝パーカッションする本です。もしかしたら20代以下には通じない言葉のセンスもあるかもしれませんが、若い人達のために変えていくためのことが書いてあります。

↑これもすごく良かったんだけど、無かった。のと、今ネット上でフェミニズムという言葉が奪われつつあるので、より誰でも手を伸ばしやすいタイトルにしてみました。このエントリー見てる人は読んでくれ。

 

 

お取り寄せ中なので後日ブックサンタする予定の本

④10代から知っておきたい あなたを閉じ込める「ずるい言葉」

これはね!!!!泣きながら読んだ本です!!!30年前の子どものうちに読んでおきたかったと!!!!

チクチクする「ずるい言葉」の事例と、それを言われたらどう返答したらいいのか、どう考えたらいいのかというのがロールプレイングされるような本です。チクチクする「ずるい言葉」はね、わたくしもう90%言われてきたことだったので「ンぁーーーーーー!!!!」と頭を掻きむしってしまいました。そうかこうすれば良かったんだな!!!とか、私の考えはやっぱりおかしくなかったんだ!!!!!とか。

大人になるうちにアップデートし続けフェミニズムに救われあらゆる差別と隣り合わせてきたからうまくカウンター攻撃できるようになってきたとはいえ、先に知っておけたら「ひとりで傷つかなくても良かったのかもしれない」と思ったら悔しくて悔しくてね。

他エントリーで書いてきたけど家族からや同級生から言われてきた言葉のオンパレード!!それらをぶった切っていくような感覚でした。レビューとかに「自分に甘い人が読む本」みたいに書かれてたりしますけど、そう感じる人はきっと作中にあるように「差別なんかなくならない」みたいなことを言うんだろうなと思うわけです。

というわけで読んでもらいたいなと思って選びました。クィアスタディーズとかも書いている作者さんなので、アクセスしにくいクィアなお子さんにも届くといいなと願いつつ。

 

 

 

 

 

 

 

以下は私事なのでまた別に書きますが、夏頃から正式に適応障害と診断が出てやっと休職できる事になり(月イチは接客で3時間ほど出るけど)、そうなると収入とかも減るわけで。社保から傷病手当金として出るのは給与の3/4、給与元々低くて残業手当とかでなんとかなってたので実質これまでの1/2くらいになりそう。こわ。

でも節約はしてるし、貯金や保険などもあるので、今後もいま自分にできる範囲のことをやっていきたいなと思ってます。