自分の愚かさと向き合えるか(ポジ話)
こちらは睡眠をお誘いするかわいいおきつねさんたち。かわいいね。
さてなんとか体調不良で寝込んでるわけにもいかず、ようやく動けるようになったんで急いでZINEのラストスパートに取り掛かっている状況です。いやまだ全然なんですけど。
久々に限界オタクをやってしまった。でもやっぱり本づくりは楽しいね。本当に楽しい。
こういう人もおるんですよー、ということで自伝のようなものを書いたわけですけど、「いやあんたホント常にあんたね」って感じです。生まれた時から俺だからだ。
もう毒親についてとかも書こうかと思ったけど、これをカミングアウトレターにしてもいいなと思った。
今アンソロジーじゃなくてさ、LGBTQIA+ここにいるよZINEていうの作ってんのよ。みんなで認知向上させよう!って原稿持ち寄るの。1冊あげるから良かったら読んでよ。寄付とかするために作った本だからさ。
そんな話をした手前あまり家族のことは書かなかったけど、まぁ話してこなかったジェンダーアイデンティティを探る行動だとかシス女性と付き合ってる時に性暴力に遭っちまったとかは必要だから書いたわけで、そのあたりはショック受けちゃうかもしれないね。自分も話す気はないけど勝手に読んでくれる分にはいいかなって
というか自分の子どもということよりも、世の中のマイノリティたちに起きていること、そうやって生きている人たちはドラマや映画の中だけでなく生きてるし、「あんまり気にしなくていいんじゃない?」と言われる状況にはとてもいられないということ。
気にしなくていられる選択はそらあるだろうよ。でも選択肢がある時点でそれは特権であるし、生まれた時にあてがわれた性別によってかなりの差があるのもまた事実。
それを関係ない家族が見たところでどう変わるのかっていったら特に期待はしていないけど、あなたたちの子どもは意外とこういうことやってるんですよ、そうしなければ生きていけない時代でもあると知っといてほしいなと思うからですね。
まぁここ数年会う度にトランス差別の話とかしてきてるしもうカミングアウトは簡単に済ませているから、まぁこんぐらい出来るくらいの能力はあるから安心してな…みたいなもんでしょうかね。
私のことなんにも出来ない人間だと、一人暮らしするまで蔑まれてきたからね。
まぁ私の自伝はお気楽な感じですが、かなり切り込んだZINEになってるとは思います。私がやるからには全力投球ですよ。私にしか作れないと思う。このためにアンソロジー主催の技術を重ねてきたんだと拳を握りしめる思いです。
でもやっぱり感じたのは、自分もどれだけ誰かを踏みにじる言葉や概念を持っているかということ。直面させられまくったので、そりゃわからないひとには難しいことだよなぁとしみじみ思いました。
これまで第三者には誤字脱字くらいしかお願いしたことなかったけど、今回は何人かに文章の監修をお願いしてるし、その都度適切な表現に変えたりとかなり反省したり学んだことが実に多かったです。
マイノリティ性がそこそこ高めな自分でもこうなのだから、マジョリティはそれはそうだろうよ…と頭を抱えちゃった。
三木那由他さんが翻訳してくださった「アライになるためのガイド」(原文:GUIDE TO ALLYSHIP guidetoallyship.com )
PDFです。これ本当に何度でも読み返したい。保存必須!
https://drive.google.com/file/d/1rYBDVvYtri2ccDgzb-wff7Bu5ReAjk-b/view?usp=drivesdk
RTすごくわかりやすい「アライであるために」。謝罪の時に「言葉が足りず(事実)」と言ってしまったけどそれは余計な言葉だったと反省したし、今回もZINEを作りながら本当にインターセクショナリティについて理解しきれてないなと実感したし、気を付けねばならない反省の繰り返しなんだろうな…と
— ときま🏳️🌈🏳️⚧️💙💛they/them (@tokima_k10) 2022年8月26日
複合的に色々抱えてるいろんな場面でのマイノリティ当事者である自分でさえこうだしマジョリティ性は高いほうだと思う。そらマイノリティ属性が少なければ少ないほどわからないんだろうな…そこでいかにこのガイドを思い出せるか、なんだろう(いつか読んだ記憶がある)
— ときま🏳️🌈🏳️⚧️💙💛they/them (@tokima_k10) 2022年8月26日
アライであると言うことには私は仲間は多い方がええやんとしか思わないんだけど、アライを名乗るのはとても怖いことだとわかっていて何かしてしまった時に反省出来るかどうかだろうから。気軽にアライになって欲しいけど努力は実はとても必要だよねとは思う
— ときま🏳️🌈🏳️⚧️💙💛they/them (@tokima_k10) 2022年8月26日
近いうちにサンプルも発表しますが、割と楽しげに読んでたらグサっときたり、知らなかったであろうことなども掲載させてもらいした。
私自信が知らなくて、これは是非ともこの機会に文章化しませんか、私が責任を持ちますから、と声をお掛けしたお話たちがあります。
存在を無いことにされている人達がいる。踏みにじられやすい人達がいる。そして複雑に絡み合っているから当事者に説明してもらうことはとても大変で、本当に疲れるであろうことたち。
そういう時にスッと出せるリソースとして使えるように、何名かにご協力頂いて拡散、つまりZINEを飛び出して認知向上していけるような仕組みにしました。
二次創作なんかだとweb再録とかあればあるだけ嬉しいし、紙こそ残るから最強だけど、デジタル社会の今いかにアクセシビリティに努めるか…といったらデジタル化なんだよなぁ。
PDFの頒布も出来れば良いんだけど。それはもう個人でPayPalでやりますよとかにしたほうがいいのかな。
自分がそのつもりがなくても誰かを傷つけたり踏みつけるような言動をしてしまった時は誰でもあると思う。
そういった時にどう向き合えるか、はお任せするしかないんだけど、知らないよりも知ってショックを受けてる方が自分だったら選びたいなと思ってます。
でも基本的にはエンパワメントされるような、仲間はいるんだと思ってもらえるような内容になってるので安心してほしいです。LGBTQIA+ユースにも読んでもらえるようにしてあります一応。
こういう人達がいるんだ、こういうことがあったんだ。そういう読みやすい本ってあんまりないと思うんですよね。
文体は各自におまかせしましたけど、私は久々に瀬田貞二氏リスペクトの文章のような文体で書きました。丁寧でわかりやすさ。あとブログのノリ。軽快さ。
面白い本になってると思います。反応は正直いって怖いです。
それくらいの本気で企画し、寄稿し、皆で作り上げた本です。いやいつでも全力投球で本を作ってきたけども、ここまで緊張することはそうそうなかったもんよ。
誰かを傷つけたり踏まないように気をつけても、やってしまう。それは自分事でもあるし、あまり詳しくない分野なら起こらないことなんかないはず。
そんな自分に真摯に説明してくれたり指摘してくれたり、一緒に考えて助けてくださった方々に本当に感謝してます。
人生は反省ばかりだなと思うけど、反省できずに言い訳して受け入れられずに立ち止まってしまってる人もたくさん見てきているから…反省出来るところはじぶんの良いところだと思うようにしてます。やってしまったことは戻しようがないから…
ここ数日そういうことを目の当たりにすることも大変に多くて、毎日毎日誰かが傷つくようなことばかりで参っちゃうね。
でもなんとかやっていこう、ちくしょーそうするしかないんだよ!!とキレながら立ち上がった数日間でした。そうすることでしか希死念慮氏は払えないんだよね。もう自分の一部になっちまってる感覚ですが。
これが皮切りとなって何冊か出していきたいな。オタクで培った力量を活かしたいです。
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しかしながらコロナ禍の感染者は増え続けてるし、神奈川県なんかは相変わらず食糧補助はないし、フォロワーはどんどん陽性になってるし、体力ぜんぜんないからコミティア141の現地参加は諦めることにしました。ネット頒布頑張ります。
ビッグサイトは遠いんだよーーーーでもこれまで「遠いけどそれでも行くぜ!」とガラガラ引きざりながら行ってたけど、なんかもう半分の電車だけでパニック起こしそうで。
明らかに筋力弱ってるし、疲れ切っちゃいそう。帰ってこれないんじゃないか?
かといって泊まるほどお金はない。
いろいろな負担を考えて諦めて、代わりになんか個人誌も作れたらいいなって思ってます。休職したくなった人が読む本。暴露本。というか社会資源の網羅本。
今日の通院で「このあと会社に催促します〜」と宣言して、はよ離職票と退職金どうすんのか今月中に言ってくれよ、労基と労働組合プレカリアートユニオンに相談しますのでと、オブラートに包んでニコニコと圧をかけました。もうはやく縁切りたい。
そんな僕をみまもってくれるかわいいおきつねさんたち。
みかんさん🦊とごんちゃん🦊がいてくれて本当に毎日が楽しいよ。
本当にずっとこういうお話してます。昨日生シラス早く食べといでよ〜透明なのが好きなの?蜘蛛の糸は?あれはお尻から出るものだから食べ物ではありません。蝸牛も赤ちゃんの時は生シラスみたいに透明なんだよ。みんな命の始まりは透明なの。なんで嫌いなのに詳しいの!?アハハハ!!!ってなってる https://t.co/ODh3QOSxAA
— ときま🏳️🌈🏳️⚧️💙💛they/them (@tokima_k10) 2022年8月26日
君たちにも透明な赤ちゃんの始まりがあったかもしれないね。でもぬいぐるみさんだから生まれたときからこの姿ですよ。知ってるよ〜!
— ときま🏳️🌈🏳️⚧️💙💛they/them (@tokima_k10) 2022年8月26日
お゛ぉ゛んひざきつねになりたいよぉぉぉぉおおおと泣いては「また言ってるー!」と笑い合う日々、楽しすぎ
マジで他人と暮らすのが向いてないのがよくわかりますね