2022年元旦のこと
元旦の朝は大晦日に続いて30分ほど歩いて実家に行き、元旦メシを食べてから恒例の地元の某神社に初詣に行きました。去年は実家には行かずひとりで月末に行った思い出。
結論から言うと家を離れた事で家族側も私に固執しなくなったというか、程よい他人的な適切な距離感が取れるようになっていてよかったな〜と思いました。やっぱ血の繋がりがあろうと他人だと意識した方が絶対家族なんかうまくいくんだって思いましたわ。
で、初詣に行ったのは八百万の神のとこなんで祈祷の種類はいっぱいあって5000円から。授与品も多いしありがた儀式もあるのでなんやかんや毎年のようにやってます。
今年は家族には誰も厄年はいなかったので質問したら、「諸厄除けもありますよ」と教えてもらったのでそれにしました。
並んでたら弟氏が「周りからあんたは女の面もあるんだから(多分ゲイ的な振る舞う性の範囲で)女の厄年もやんなよって言われてるんだけど、キリがないよねー」と言い出したので、たしかにな〜と思いつつ
「厄年ってそれぞれのホルモンバランスとか出産とか転職に悩むとか成人病とか起こりやすい頃に紐付けてるようなもんだし、ここは分詞だけど本家(?)と厄年が違うみたいだから、要は気持ちとお金の問題だと割り切っていいと思うよ〜。全制覇してもいいだろうし、今回みたいに諸厄除けってしてもいいんじゃない?」
と話したら「そうなん!?じゃあそうしよ〜」とめっちゃ笑ってました。以前両親が旅行先で本家(?)に行ったら厄年が違って、なんで!?としつこく聞いてきたんだそうな。
女性と男性で厄年が違うのは確かにどっちでやったらいいんだろうというのはあるかもしれないと気付かなかったのは特権のひとつだよなぁ…自分はシス女性として生きてるほうが長かったのと実際毎年何かしら厄払いでやってるから気付かなかった。
いつやってもいいしやんなくてもいいと思うよ。振る舞う性でやってもいいと思うし、自分は今後も自分に都合よく祈祷の種類を選ぼうと思う(縁結びは恋愛に限らないご縁を結ぶものと長年解釈しているので、縁結びも選択するかもしれない)
そんな話をして二人の諸厄除けの祈祷が終わって、御札の名前を確認してたらお守りの色が私はピンク、弟氏は水色で。二人で「ウヘェ〜\(^o^)/」となりました。性別でわけてるん!?
受付の紙には性別欄はないので、受付後に性別をメモしてるのか、名前で判断してるのかわからないけど、そこの他のお守りってピンク・黄色・水色・グリーン・紫・格好いい赤・格好いい青紫とか色々あるのに「ウヘェ〜\(^o^)/」となっちゃったな。これも今まで気付かなかったね…ミスジェンダリングのこともあるだろうね…と珍しくクィアな話をしましたわ。
弟氏とはクィアな話でここ2年ほど決裂してたところがあるので、自然と向こうから話してきてちょっと嬉しかったです。
私は「2021年は散々だったから新たな門出じゃ!絵馬にびっちり書くんじゃ!!」と宣言していて、弟氏に君も端に書くか?と聞いたら書く〜!とのことで気合を入れて絵馬に決意表明をしたためました。
絵馬には確か
— ときま🏳️🌈 (@tokima_k10) 2022年1月1日
・ホワイト企業に転職すっぞ!
・同人活動をめちゃめちゃ楽しむ
・自分を労りまくる
・周りの人の幸せと自分の幸せを祈る
・幸せをめざす♡♡♡
みたいな決意を書いた。叶わぬ願いは書かんのだ
両親がどっかに行ってたので「面倒だからあの人らには言ってないんだけど、いま休職中で、近々辞めて転職するつもりだからそれを書くんじゃ」と話したら「自分も転職考えてんだよね!まぁもう少し様子を見るか悩みながら…」と、ステップアップと犬を飼うとか色々書いてました。弟氏も経験があるのでサラッと終わったので助かったぜ
絵馬って決意表明…よりも実際は真摯な願い事が書かれてるから他人のは見ないっていうか興味がないんだけど、結構読んでる人いません?実際に見てる人が居たのを見て「うちの職場の人達(恒例通りなら1/4頃に皆で来る)がよく他人の絵馬を見んだよ!デリカシーないよなぁ!」「サイテーじゃん!」と二人でキレながらそれぞれのHNと住所を書いて、下の方のしゃがまないと読めないところに結びました。いい生活を目指そうぜ!!!
ここ数年内でクィア同士生き残るのはお互いになるし…とお互いに掛け合ってた生命保険をあちらが相談なしに勝手に解約してマンション購入後に事後報告してきまして(家族に言ったらアンタそれいつまで言うのwと言われたけど一生言うだろこんなん)、まぁこちらも先日FPさんと相談して解約→変額個人年金に切り替えたりしたとか色々あったんですけど。
久々にきょうだいとして、他の家族には言えない二人で抱えてる者がある同志みたいになれてよかったなと思いました。
正直会うのやだーーー!!!!とか思ってたんですけど、会ったら先日の友達に会った時のようにお互いに読んでた漫画やアニメを教え合ったり「ダイの大冒険観てる!?昔のも良かったけど今のも最高じゃない!?」「わかる、ダイが可愛くて仕方ない!」「私はポップが好きでよぉ…」と絶対被らない話をして終われて良かったです。なんで身近な人達絶対に推しが被らないん???
これはお雑煮。
家族の出身が全員宮城なんだけど、これは長年謎レシピで…普通はハゼで出汁をとるところ、鮎を苦労して手に入れて作ってるんですよね。恐らく気仙沼の山奥出身で近くの川で鮎や鮭やら採り放題だったじいちゃんのオリジナルぽいです。
どうにか再現できないかな〜
大吉ぃ!!!しかも内容がよさげ!!!ッシャ!!!
こちらは鈴がほしくていつもやってるおみくじ。
おみくじすぐ忘れるのであんまり期待してない…
↓あとこれがめっちゃ驚いたオブ・ザ・イヤーでした。
そういえばさっきじいちゃん(86)から突然「別れのワルツ(閉店の曲、映画哀愁より)は三拍子、蛍の光(スコットランド)は四拍子」と言われて曲をスマホから聞かせられて弟氏と「ファッッッッッッ!?!?」となったので皆も新年早々混乱してほしいです😂https://t.co/rhJbeZhuHf
— ときま🏳️🌈 (@tokima_k10) 2021年12月31日
らくらくフォンのスマホを使ってるじいちゃんいわく、「スーパーとかで流れる別れのワルツは"さようなら、また来てね"の意味がある」んだそうな。すごいぜ…